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数字ユーティリティ

数字ユーティリティは、さまざまな数値の計算や参照に役立つように設計されています。このユーティリティは、分数から小数、小数から分数、単位変換、ページ サイズ、画像ファイルのサイズの 5 つのセクションに分かれています。各セクションは独立して処理を行います。

分数

分数から小数へ
分数から小数への変換は、面倒な作業です。[数字] のこのセクションは、そのための機能を提供しています。正確な結果を得るには、数値を「整数-分子/分母」の形式で入力する必要があります。(例 : 1 と 8 分の 1 は、「1-1/8」と入力します)

小数から分数へ
変換する小数を入力し、数値に使用する分母を選択します。小数から分数への変換では、選択した分母に近づけるため、四捨五入が行われるので、結果は必ずしも正確な数値とは限りません (例 : 5 は分母が 3 の分数では正確に表せない)。結果が正確な数値を表さないときは、「注意」インジケータが表示されます。注意インジケータをクリックすると、ADT は小数を四捨五入して結果となる分数に変換します。

単位変換

[単位] は、単位変換のためのユーティリティです。ここで選択される単位は、デザイン/出版業界で広く使用されるものです。編集フィールドに数字を入力してラジオ ボタンで単位を選択すると、右側に各単位での数値が表示されます。ここで使用される [ポイント] と、Art Directors Toolkit でのその他すべてのセクションは、Postscript Point (1 インチあたり 72 ユニット) に基づいています。ピクセルは、1 インチあたり 72 ピクセルを基準にしています。

ページ サイズ

このシンプルなユーティリティでは、指定された標準ページ サイズの大きさを、選択された単位で表示します。

画像ファイルのサイズ

[画像ファイルのサイズ] は、さまざまな画像の元のファイルサイズを予想するのに役立ちます。計算に使用する画像のサイズと、使用する単位を入力します。それから、画像を保存する際の解像度を入力します。画像サイズと解像度の単位は、別々に設定することができます。左のポップアップ ボタンから画像のカラーを選択します。このセクションでは、ほとんどのカラー モードに、チャネルあたり 8 ビットか 16 ビットかを選択することができます。このユーティリティは、画像をスキャンする前に、価格や媒体の必要条件を見積もる場合に特に便利です。

このセクションでの結果は、ファイルサイズに加え、水平方向と垂直方向のピクセル数を表示します。[画像ファイルのサイズ] の結果は、[全体の結果] ウィンドウには表示されないことに注意してください。

ユーティリティ & ツール RGB ユーティリティ