このページではOpal でのコピーとペースト操作について説明します。
ここで説明するコピー操作の説明のほとんどはカット操作にも適用できますのでカット操作についての説明はありません。基本的にはここで説明する操作(編集メニューからカットやコピーまたはペーストの選択)はトピックの三角形上でコントロール-クリックをして出てきたメニューから同じ操作を実行する事もできます。
ここでもOpal のトピックとトピック内のテキストの区分けをする必要があります。また、Opal 内でコピーとペースト操作を行う時にはこの違いを二回意識します。一回目はコピー時に二回目はペースト時にします。
トピック内のテキストを選択して編集メニューからコピーを選択した場合はテキストをコピーします。この時にコピーされたテキストは他のワープロアプリケーションでも使用できるフォーマット付テキスト (グラフィックも含めた)のものとなります。
トピックまたは複数トピックを選択して編集メニューからコピーを選択した場合はアウトラインのコピー操作になります。つまりクリップボードに保存されたものは通常のOpal ドキュメントファイルに保存されたものと同じ内容のものとなります。これをペーストした時にはトピックのテキストのみでなくミニチュアのアウトラインがペーストされます。
同時にOpal ではクリップボード内に通常のテキストで代用されるアウトライン内容を置きます。こうする事に寄って他のアプリケーションからクリップボード内へのペーストを簡単にします。通常のテキストで代用というのはテキストファイルをエキスポートして時の内容に似ています。(タブ等は記号で置き得られテキストの書式や画像は取り除かれます)
Opal の環境設定で「クリップボードに箇条書き」の選択している場合は各セクションの始めに記号が挿入されます。挿入される記号は表示メニューのラベルダイアログの箇条書き記号で選択されている物が使用されます。(ダイアログで箇条書き記号が選択されていなくてもそこに表示されている記号が使用されます)下記のイラストは環境設定でクリップボードに箇条書きを設定した時にコピーしたアウトラインとクリップボード内に納められたテキストの違いを表しています。
トピックをコピーした場合はその家族も一緒にコピーされます。(娘やその娘とその下も含まれます)これはアウトラインの基本の一つです。但し、編集メニューからトピックのみをコピーを選択すれば下の家族はコピーされません。(カットや移動では必ず家族がついてきます)
Opal はクリップボードにテキストが存在する場合はそれをテキスト(編集メニューからペースト)としてペーストします。つまり:
選択部分がトピックの一部であればその部分を置き換えます(または選択部分がない場合はカーソルの位置に挿入します)クリップボード内のテキストのフォーマットは維持されます。フォーマットを挿入箇所に合わせたい場合は編集メニューからスタイルを合わせてペーストを選択します。この場合はクリップボード内のテキストのフォーマットは失われ挿入箇所の前のテキストのフォーマットにペーストされたテキストが変換されます。
選択部分がトピック全体であればペーストされたテキストはそのトピック全体を置き換えます。
必要であればクリップボード内のテキストをトピックまたは複数トピックとしてペーストする事も可能です。この操作を実行するには編集メニューからテキストをトピックとしてペーストを選択します。クリップボード内のテキストは普通のテキスト(フォーマットはなしでグラフィックは無視)として扱われます。クリップボード内のテキストに改行が含まれていればその都度新しいトピックが挿入されます。Opal は通常は改行ごとに現トピックの姉妹にあたるトピックを挿入しますが行の最初にタブが存在する場合はそのタブは右への移動と認識されます。
Opal はクリップボードにアウトラインが存在する場合は(複数トピックを選択してコピー等をして)そのアウトラインを現トピックの妹として挿入します。
必要であればクリップボード内のアウトラインをテキストとしてペーストする事も可能です。この操作を実行するには編集メニューからスタイルを合わせてペーストを選択します。クリップボード内のアウトラインはテキストとしてトピックに挿入されます。
ドラッグアンドドロップを使用すればクリップボードを使用せずにカット・ペースト作業が実行できます。また、ドラッグアンドドロップでしか 実行できない作業(ドキュメントリンクの挿入等)もあります。
Opal ドキュメント内では:
選択されたテキストはトピック内で動かす事が出来ます。オプションキーを押せばコピーも可能になります。
選択されたテキストをトピックの上下に移動した場合は選択範囲はコピーされ新しいトピックとしてペーストされます。(選択部分を他のトピック内にドラッグする事は出来ません)
トピック全体を選択してドラッグすればアウトラインの整理が簡単に行えます。オプションキーを押せば移動せずにコピーすう事も可能です。
Opal ドキュメント間では:
Opal から他のアプリケーションへ:
他のアプリケーションからOpal へ:
Opal でトピックが事前に選択されている場合はドラッグされてきたテキストは新しい一つの妹として挿入されます。(ドラッグされてきたテキストに改行が含まれていても一つのトピックになります)
Opal でトピック内のテキストが事前に選択されている場合はドラッグされてきたテキストはトピック内に挿入されます。
上記の二通りの場合にはテキストのフォーマットや画像は基本的には維持されますがコピー元のアプリケーションに寄っては制限が出てくる場合もあります。
更にファインダからファイルをトピックにドラッグする事も可能ですが:
ファイルが画像ファイルの場合はOpal ではその画像を表示します。コントロールキーを使用した場合には画像の代わりにファイルへのリンク(エーリアス)を指定できます。
ファイルへのリンクはディスク上のファイルのアクセスを管理するのに役立ちます。リンクをダブルクリックすれば元のファイルが開きます。 ⌘-ダブルクリックすればファインだ上のファイルが明確になります。
Opal からドックへ:
選択したテキストまたはトピックをドック内のアプリケーションアイコンにドラッグする事が可能です。アプリケーションがどのように対応するかはそのアプリケ−ションによります。例えばテキストエディットアイコン上にドラッグした場合はテキストエディットは新規のドキュメントを作成しそこにペーストされます。Safari のアイコンにドラッグした場合にはSafari はGoogle 検索をドラッグされたテキストで実行します。
ドック内のゴミ箱にドラッグした場合はそのドラッグされてきた選択部分が削除されます。